今日は私の風俗嬢としての経験の中で感じた
『 セ〇クスにおいて1番、大事 』だと
想うことについて書きたい。
今の私が想うセ〇クスで1番、大事なこと…
" 心がすり減るようなセ〇クスをしない。
またセ〇クスは心でするもの "
それに尽きる。
" セッ〇スが感情や愛情の表現の為ではなく
何かの目的を達成する為の単なる手段 "
となってしまうと感情や身体は徐々に
鈍化していくからだ。
風俗嬢を生業としている私の
『 セ〇クスの鈍化症状 』をあげるならば
" プライベートのセ〇クスでも仕事をしている感覚になる "
ってことだろうか。
何度も同じことを繰り返してきた
脳みそには『 相手軸のお仕事セ〇クス 』
が叩き込まれてしまっているのだろう。
相手軸で相手に尽くしている
相手を喜ばせていると言えば
聞こえは良いが…
以前に付き合っていた人から…
( 私が風俗嬢であることを知らない男性 )
『 セ〇クス完璧だよね、AVみたい 』
と言われたことがある。
彼の真意は分からないけれど
ただ1つハッキリとしているのは…
私にとっては地獄みたいな言葉だった
ということ。
『 お前はもう感情の伴わない相手を
喜ばせるパフォーマンスみたいな
セ〇クスしかできない女 』
だと突き付けられたのも同然だったから。
実際、私みたいなオバさん風俗嬢とでも
プライベートでセ〇クスしてみたい
付き合いたい、セフレにしたいと
仰る男性は多くいる。
それは単純に『 慣れているから 』
もっと付け加えるならば…
※ 別れる時に後腐れしにくそうだから
※ 欲望のはけ口にしやすい
そんな男性特有の愚かな考えからだろう。
勿論、そんな考え方の男性ばかりでは
ないことも私は解っている。
しかし、そんな男性特有の愚かな考えを
持つ男性に今は感謝している。
その男性達のお陰で『 嫌なものは嫌 』と
ハッキリ意思表示ができるように
なったから。
風俗嬢とは、基本的に
『 相手を受け入れる仕事 』だから
お仕事で相手を受け入れているうちに
嫌だと感じることも何だか受け入れがち
になって来て…
知らず知らずのうちに『 拒否することが苦手 』になってしまうんですよね。
自分が心から望まないセ〇クスに対して
仕事であれば当然、対価が発生するの
だから仕方ないとして…
それ以外の、対価が発生しない場合に
おいて嫌だなと感じる時は断って良い。
それが恋人であろうが、初対面の人だろうが、立場上断りにくい人であってもだ。
たかがセ〇クスひとつ断ったぐらいで
関係性に亀裂が入ったりするようならば
相手はその程度の未熟な人間だし
浅はかな人間関係だったと言うこと。
感情じゃない義務感で行うセ〇クス
ほどすり減るものはない。
そしてそんなセ〇クスで
すり減ったものは簡単には取り返せない。
セ〇クスで傷ついた心は
セ〇クスで取り返すことは難しい。
むしろ取り返そうと同じことを重ねていくうちに溝は埋まることがなく…
どんどん深くなるばかりだ。
セ〇クスが手段に変わる前に…
" セ〇クスは身体だけじゃなく心を通わせ
合って初めて出来るもの "
だって気がつく人が増えてほしい。